70代ご夫婦の小さな家です。
この家が建つ場所は、都心の幹線道路から少し入った密集地です。幹線道路に高いビルが建ち並び、この家の南側にも。。
玄関
障子を開けると1階に入ります。
コンクリートの土間、厚さ3cmの杉板の床
穴のあいた建具は下駄箱+収納
1階リビング
写真奥にキッチン、奥の障子の向うが玄関
床:杉板(厚さ3cm) 壁・天井:紙クロス
1階リビング(和室から見る)
1階で基本的な生活ができるように、リビングには収納を作り付にしました。
1階リビングと和室の間は障子が入ります。片方に引き寄せると大きな部屋になります。
和室は寝室と使われます。6帖の部屋で決して広くないので、収納・押入・仏壇置場を床から浮かして作りました。
和室の障子を閉じたところ
玄関に戻ります。階段を見ます。
できるだけ勾配の緩い階段にしました。そして、上からの光が下まで届くように、階段は、段板だけにしました。
玄関の折り返し部分から上を見ます。
階段上部のトップライト
長いトップライトを作りました。そうする事によりこの階段室には一日中明るくなります。その明るさは、障子をとおして1階の部屋にも届きます。
2階より階段を見降ろし。
2階和室
ご夫婦が気に入った襖の赤いラインと畳の縁
【K-HOUSEについて】
70代のご夫婦の家です
打合せをしている中で、周囲の建物に囲まれた小さな南の庭から射し込むヒカリを、とても大事にされていることがわかりました。南の開口をできるだけ大きくし、内部の仕上も白とし、ヒカリをできるだけ反射させ明るくなるようしました。室内建具は、基本的に障子とし、仕切ってもヒカリが遮られないようにしています。
密集した住宅街のため、防犯のことも気にされていたので、道路側は、閉鎖的になっていますが、そのために内部まで暗い感じにならないために、玄関・階段の上部に建物の巾いっぱいの細いトップライトをつくりました。それにより、日中は、ほんわり明るい玄関になりました。
内部の床は、畳と杉板です。3cm厚の杉板は、体感的にも、気持的にもとてもやさしく、温かいものです。
■ 建築概要
建築地 | :東京都新宿区 |
施主 | :夫婦(70代) |
構造規模 | :木造 2階 |
建築面積 | :46.55m2 |
1階床面積 | :44.1m2(13.3坪) |
2階床面積 | :44.1m2(13.3坪) |
延べ面積 | :88.2m2(26.6坪) |
施工 | :ワコーホーム |
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